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人差し指のしびれが首から来ている病気

前斜角筋と中斜角筋は第一肋骨につく

斜角筋症候群

 

シビレの原因は神経と血管が圧迫されたことにより起こります。

 

指のしびれは、手首から、肘から、腋から、首からの可能性があり、

 

多くは首から来ていて姿勢が悪い方に発症します。

 



 

首から腕に出ている神経の集まりを腕神経叢といい、この神経の束は前斜角筋と中斜角筋との間を通り、

 

肋骨と鎖骨の間、小胸筋のした下を通過して腕へつながっていきます。

 

腕神経叢鎖骨から腋にかけての通る神経

 

これらのどこかで圧迫があるとしびれがでるのですが、首から来ている場合は、

 

斜角筋隙(前斜角筋と中斜角筋の間)で絞扼されることを斜角筋症候群といいます。

 

斜角筋症候群の整体

 

前斜角筋は、第3頚椎から第7頚椎の横突起の前結節から第一肋骨の前斜角筋結節(リスフラン結節)につきます。

 

中斜角筋は、第一頚椎から第7頚椎の横突起の後結節から第一肋骨の周辺に広くつきます。

 

前斜角筋中斜角筋とも呼吸をするときに肋骨を引き上げる(吸気を補助)、胸郭を広げる筋肉です。

 

肋骨から肩甲骨へ付いている脇腹のインナーマッスル前鋸筋をストレッチリリース

 

この筋肉が硬くなっているので、神経と血管を圧迫してしまっているのでマッサージで緩めるといいのですが、

 

肋骨を挙げてやりながらストレッチすると良く伸びます。

 

ストレッチの基本ですが、一旦縮めてから伸ばすということをすると効果が全然違うのです。

 

縮めるには先に記述したどこからどこについているかを知っていると理解が早いです。

 

首と第一肋骨を近づけるのです。

 

首を前に倒して、しびれている方と逆の方に顔お向けます。

 

これで縮ましたので、ここから腕を挙げて牽引しますと、

 

肋骨から前斜角筋と後斜角筋も牽引されて心地よく伸びます。

 

腕を先に戻して、次に顔を戻します。

 

これを3回ほど繰り返すと、しびれが軽減しています。

 

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