大阪府門真市の栗岡整体院です。
うつ伏せでの肩甲骨の矯正法を紹介します。
うつ伏せのいい所は肩にかかる頭の重みや腕の重量による牽引など、
重力がかかりにくい状態でほぐせるということです。
(吹田市の患者様に撮影協力いただきました)
まずは背中全体を軽擦法で”これから刺激を入れていきますよ”と筋肉に教え込むイメージで擦っていきます。
猫背や巻き肩の人の姿勢は肩甲骨が外側に移動しています。
肩甲骨の外側から背中側に押し込むようにして、中央に肩甲骨を寄せやすくします。
肩甲骨にはたくさんの筋肉がついていますので、筋肉が重なり合うところは凝りやすいです。
親指を立てる様にして重なる筋肉の細かい溝を押さえて筋肉と肩甲骨の癒着を取っていきます。
背中が丸くなるということは背骨に近い筋肉は突っ張ってしまうということです。
手の平から親指の先までを背骨の際に当てがい、
張っている脊柱起立筋という背骨を起こす筋肉をほぐしていきます。
手の甲を腰に当てて肩の前面を持ち上げます。
肩甲骨の位置を確認して浮かしたら指を引っ掛けてグイッ挿入して力強くはがします。
肩甲骨はがし整体は横向きでするのが一番簡単ですが、
うつ伏せですると両手で全身を使えます。
肩甲骨がガチガチの人は手先だけではがしても凝りが緩まないので全身を使って全力で伸ばしていきます。
患者さんのお話だと中々ここまで力強くしてくれる整体院はないようです。
肩甲骨と肋骨の間に指を差し込んだら、
手前に引くだけでなく、身体ごと肩甲骨を左右に捻じり上肢全体の可動域を広げます。
当院では揉むときの姿勢を大事にしています。
筋肉がゆるむ姿勢を探し当てて、ほぐすので楽になるのが早いです。
腕を後ろに伸ばして肩コリの部分を押さえます。
術者の太ももを使ってリズムよく手首を引いて、コリをピンポイントでほぐします。
反対から見るとこんな感じです。
筋肉の表面からでなく、裏側を四指で引っ掛ける様にして腕の引きに合わせて伸ばしています。
腕を操作する方向を変えることで伸ばされる筋肉も変わり細部までストレッチが効いていきます。
総合格闘技やブラジリアン柔術のオモプラッタという関節技のような体勢で胸を張るような状態を作り出します。
前腕の捻じり方でストレッチ効果が違ってきますので、当院にて味わってみて下さい。
逆から見ての肩甲骨ほぐしです。
肩甲骨は平面的な骨ですが若干厚みもあり、
そこについている小円筋大円筋というインナーマッスルを丁寧に揉み解しています。
肩甲骨と筋肉の際を拇指の先端で押さえていると、
硬い部分や筋溝の浅い所があるので均等になるように揉捏法でほぐします。
骨際(ほねきわ)や筋肉の溝を押さえるので、多少痛みがありますが軽くなります。
親指の先や腹を私は多用します。
どの部分もほぐし方にバリエーションがあり、
揃えた親指を左右に伸ばす様にして筋膜リリースしていきます。
最初に書いたようにうつ伏せは頭の重みや腕の引っ張りがないので、
効果的にほぐせ両手を使って、
肩甲骨の上部僧帽筋や棘上筋・肩甲挙筋という肩こりの筋肉をほぐせます。
両肩甲骨をはがしたら、中央の背骨を伸ばす様に中指を出っ張りに当てて丸まったところを伸ばしていきます。
上から下に脊柱の流れに沿って押圧していくことで、姿勢が矯正されていきます。
ここまでのうつ伏せ矯正だけでも相当肩甲骨が緩み猫背矯正になるのですが、
当院では骨盤ほぐしや足の牽引、頭蓋骨調整など全体を整えていくことでより効果的な姿勢矯正を実践しています。
※「免責事項」こちら掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、
全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。
大阪府門真市寝屋川市のみならず、東京都奈良神戸市各方面から患者様が来院!