雨が多い大阪の日に憂鬱解消の健康法
雨が多いと不調が続く
お盆前に台風が来てから、今ひとつお天気に恵まれず、憂鬱な日が続きます。
こんな日が続くと、人はどんな姿勢になるでしょうか?
外出時は、傘をさすことになります。
すると、背はかがみがち。
視線は上ではなく下の方、足元を見るようになってしまします。
胸はくすめるようにして、両方の肩が近づくようになり、右の肩も左の肩も前に巻肩が強調されます。
外出していなくても、家の中でもなんとなく、
うっとうしい感じで丸まった姿勢をつくってしまう場合が多いのではないでしょうか?
こんな感じ
上を向いて歩こう、無理なら上を向いて寝よう
丸い姿勢から逃れるために、上を向いて歩きたいところですが、
こんな感じ
とはいうものの・・・、
今ご時世難しいものがあるので、ここはご自宅で上を向いて寝ましょう♪
どのよう姿勢で寝るか?
寝るといっても就寝するのではなくて、寝た状態で体をストレッチさせたいので、
手と足をおもっきり大の字に伸ばしてみてください。
こんな感じ
力はいれないで、ダラ~んと伸ばした指先方向に、ジュワ~と血液が染み入るように寝てみましょう。
ポカ~ンと口を開けて、薄目を開けるくらいに顔の筋肉・顔面筋の緩めるイメージで一息ついてみましょう。
これだけでもいいのです。
すくなくても傘をさして外出する姿勢よりははるかに、筋肉がゆるみ伸びます。
とくにからだの全面の筋肉、大胸筋・腹直筋・上腕二頭筋・大腿四頭筋といった、
体を曲げる方向に働く屈筋群がストレッチされます。
タオルを使って背骨を刺激するとなお効果的
大の字になって寝るだけで、かなり気持ち良いのが実践してみるとお分かりいただけると思います。
(いつでもできるのですが、意外にしていないものです)
折角なので、中枢神経にも刺激を与えましょう。
バスタオルをくるくる丸めるか、長く折り曲げてみましょう。
その一本になった90センチから120センチくらいのバスタオルの上に背骨をあてて、また大の字になってみます。
こんな感じ
何もない時よりも、さらに身体の全面の筋肉が伸ばされて、背骨にも意識が行くと思います。
これにより背骨の中の脊髄が刺激されて神経も伸ばされます。
ここでこの原理を利用したストレッチポールを思い出された方もいると思います。
お持ちの人やストレッチポールをしたことがある人は、利用されるのもいいと思います。
ですが、いきなりするのは少し刺激が強過ぎる場合もあるので、まずはタオルでしてみましょう。
(ストレッチポールの場合バランス感覚を養う目的があり、運動レベルがあがります)
タオルを背骨の下において1分くらい寝てみて、今度は普通に寝て感触を味わってみてください。
背中の背筋がフニャ~とした感覚になっているのがわかると思います。
ぜひお試し下さい。
余談:当院は門真市と寝屋川市の境近くにあるので、寝屋川の向こう側堀溝地区では雨なのに、
巣本交差点より西では晴れているという不思議なことがままあります。
第二京阪ができて景色がかわり、西側は生駒山脈が見えなくなってしまいもう3年。
そんな味気ない風景もなれてしまいました。
背筋を伸ばしても山は見えませんが、希望は見えますよ。