産後の骨盤矯正

産後と腰痛の危険性

画像クリックで動画見れます※音声有

産後は骨盤が広がります。

産後太りとは広がった骨盤のスペースに脂肪がたまりやすくなり、

溜まった脂肪がさらに骨盤を広げるので元の体型に戻りにくいです。（体重増加の悪循環）

また、座った時にクッションにお尻の跡がつきますが、

出産前に比べお尻の跡が数センチ以上が広がってしまいます。（坐骨間離開）

そのままにしていると恥骨の部分も痛くなることもあります。（恥骨結合剥離）

坐骨恥骨腸骨仙骨尾骨骨盤

坐骨恥骨が離開・剥離なると、大変です。

骨盤の底にある骨盤底筋肉群が伸ばされてしまい、

尿漏れや生理不順・生理痛など骨盤内臓器の機能が衰えてくることがあります。

筋力をつけるにも、産後は激しい運動は避けるべきですし、

歪んだ骨盤での運動は歪みを助長します。

ねじれ強調してゆがみ矯正

まずゆがみを正して骨盤内臓器の環境を整えた状態で体操やストレッチをしましょう。

当院では骨盤を整えるだけでなく、

筋肉の状態を元に戻すまでサポートしていきます。

産後の骨盤矯正の流れ

まずは骨盤の高さなど、歪んでいる状態を確認していきます。

手の上がり具合を万歳でチェック

手を上がると骨盤が低い方が、やはり低くなっています。

ここで、低い方の骨盤にタオルをひいてどうなるか、実感してもらいます。

すると低かった右側がタオルの分高くなったので、左右揃っています。

手の高さもかなり左右揃ってきました。

次に寝た状態で足をチェックします。

足先がどちらかに傾いていることが多いです。（画像は左に傾く）

足の開きは左右比べます。

足先が左に向いていたので、やはり足の開きも左脚の方が倒れやすくなっている場合が多いです。

（画像は右膝がベッドから高く上がっているので、右の股関節が硬いことがわかります）

横すわりになってもらうと左膝を倒すと、背骨が真直ぐな状態で楽そうです。

右の骨盤が下がっているのが、横座りでさらに傾いています。

（これも足先や足の開きと同じ向きになります。）

ここまで下がるとタオルだけでは、ゆがみは戻りません。

立った状態で坐骨の位置と大転子とういう大腿骨の出っ張り部分をチェックします。

下がっている方の右骨盤を上げるために、またタオルを踏んで高さ調整。

こんな感じで検査チェックしていきます。

産後の骨盤矯正の施術

当院オリジナル・産後の骨盤矯正をしていきます。

下がっている骨盤坐骨を押し上げて牽引

骨盤から股関節に関係する筋肉をストレッチ

骨盤の歪みが一番はっきりと出る腸骨を矯正。

腰痛のみならず、背骨・骨盤内臓器にも深く関与する仙腸関節の調整。

一般的なボキボキ整体も場合によっては行います。（無痛です）

女性に多い股関節症に対しても有効な調節。

股関節を構成する骨盤の寛骨という骨を調整。

これらは一例のものです。

患者様個人に合わせた、オリジナルメニューで産後の骨盤調整を行っていきます。

産後の骨盤矯正ビフォアー画像。

坐骨の高さ・大転子の高さがそろいました。

足の傾きもそろってきました。

右は少し変化、左ひざはかなり床に倒れるようになっています。

最も骨盤の歪みが強調される姿勢ですが、

かなり骨盤のゆがみが修正されて背骨も真直ぐになってきています。

以上のように、一回で劇的に楽になることもありますが、

ゆがみは戻りやすいので継続した治療が必要です。

個人により違いますが、早い人で産後5週間経過したくらいから行っています。

栗岡整体院では、早期回復の為のお手伝いをさせていただきます。

※「免責事項」こちら掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。