捻挫と外反拇趾と骨折りの後遺症の三重苦
外反拇趾は治るか
古傷の骨折したところの右足の親指を捻挫して通院されている門真市の患者様ですが、
歩き回るお仕事なので動いても大丈夫なようにテーピングをしました。
テーピングをした画像なので、わかりにくいですが、右の親指の付け根は腫れています。
もう一つ注目するのが、テープを外すとよくわかるのですが、外反母趾です。
キネシオテーピングしているので、
外反拇趾が矯正されていて少しわかりにくいのですが、極度に外反しています。
その為右足の親指の捻挫も、曲げた時に痛いのが治りにくくなっています。
外反拇趾に捻挫が重なってしまった都合の悪いパターンです。
急性の捻挫を優先して治す
腫れをひかせて、ケガの捻挫から回復させる必要があるのですが、
その為にも外反母指を矯正しておく必要がありました。
3日ほどで腫れは引き、歩行するのも楽になりました。
ですが、外反母趾はテープを外すと、怪我の前とそう変わりありません。
もっと時間をかければ外反母趾も改善されると思います。
元々ヒールを吐くことで親指の根元が圧迫されて
指の行き場がなくなり曲がってしまったものなので、
物理的な現象なので、キネシオテープで外側から引っ張り、
足裏の横のアーチを形成しておくと、改善していきます。
最短でも6か月はかかります。
およそ1年くらいは毎日テープを張り続ける必要があります。
変形して長い年月が経っていればいるほど、元に戻るのは時間がかかるので、覚悟が必要です。
ですが、痛みを生じているのを軽減するのはそんなに時間はかかりません。
当院は美容整体の専門ではなく、治療院の整体をメインで行っていますので、痛みのある場合はご安心して通院してください。