【ガチ整体】ポキポキ整体と肩甲骨はがしと骨盤ほぐし
【ガチ整体】ポキポキ整体と肩甲骨はがしと骨盤ほぐし
今回も実際の初回患者さんの整体を撮影して解説していきます。
もちろん検査問診から行いますが、動画では後頭骨の施術から始まっています。
後頭骨矯正
頚椎矯正と後頭骨矯正は似ていますが、若干違います。
頚椎は7つありますが、後頭骨は1つです。
その為後頭骨の矯正はクラック音がポキっと1つなるのが理想です。
ここでボキボキっとなりすぎるということは、強い矯正になっているとうことです。
ある意味鳴らない方が良い場合もあるのです。
狙う位置は後頭骨そのものですが、後頭骨と環椎(C1)との関節を狙うようにセットします。
上の画像を見ると、胸鎖乳突筋が緊張しているのが伺えます。
この筋肉が緊張している時は、相手が脱力できていないので『脱力してください』と声かけをして、
力が抜けてからアジャストするようにします。
動かすのはほんのわずかですが、素早くスピード重視です。
最短最速がアジャストのコツです。
薪割り整体
薪割り整体という技術です。
見るからに背中の丸み伸ばし、胸を広げる整体ですね。
教科書的には肋横関節の矯正と言われています。
背骨に整体師の太腿を添えて肋骨を開く動きで矯正します。
ここでは人によって色々ですが、ボキと鳴ったり、ボキボキボキっと3つくらい鳴ったりします。
片方12本の肋骨は胸椎についているので、胸椎は12個あります。
薪割り整体は胸椎の上の方の矯正になりますね。
狙いは広いので、何番を狙うというわけではないですが、主に3・4・5番あたり(肩甲骨の間)あたりがボキボキ鳴ります。
もし後頭骨がうまく動かなかった時は薪割り整体をしてから、後頭骨矯正をすると動きやすくなっていることがあります。
首の牽引や頚椎矯正のそのものは後半にします。
環椎後頭関節は一番上の関節なのでここだけ調整するだけで、軽くなる人もいます。
ただバランスを考えて最後に取っておく考え方もあります。
背中の整体
背中を緩めていくにはいきなりグイグイ押さえていくのではなく、軽くさすります。
いわゆる軽擦法ですね。
皮膚を意識したり、身体全体を揺するようにほぐしていきます。
相手の受け入れてもらえるようにここは、気持ち良くなってもらうのが大事です。
右手の中指を背骨に沿わせて、上から左手で押し伸ばしていきます。
背骨と肋骨の硬さをチェックするのですが、結構硬い人が多いです。
肋骨が硬い人は呼吸も浅いので、治りが遅い傾向がありますので施術に深呼吸を入れるようにすると良いでしょう。
背骨の下の腰椎は肋骨がないので筋肉だけで支える為、運動不足の方は腰筋が硬くなっています。
そこで結構私は強めに押します。
親指がグイグイと食い込んでいくくらい押さえて芯まで響かせる感じですね。
この刺激は好き嫌い分かれますが、アジャストが好きな人は大抵好まれます。
なので、有無言わせずグイグイ押します!
腰の後は肩甲骨ですが、その前に腕がどれだけ後ろの上がるかチェックです。
この方のように90度くらい上がる人は柔らかいので、関節の凝りというよりもインナーマッスルの弱化(萎縮)がこりの原因と判断します。
肩甲骨はがしうつ伏せバージョン
お馴染みの肩甲骨はがしをしていきます。
うつ伏せの肩甲骨はがしは両手がフリーなれるので、いろんな方法で肩甲骨を動かします。
ただ、肩甲骨をつかんだりはがしたりしたまま、腕を回したり動かすのは中々の握力やパワーが必要です。
その為、前腕で押し込んで肘圧のほぐしも入れていきます。
この方法は結構楽になりますよ。
整体師も患者さんも!
どちらかというと手の甲を腰に置いてもらう方が肩甲骨ははがしやすいですが、
硬い人はそのポーズ自体が苦しいので、手は下のまま剥がす方が楽だったりもします。
人によりけりなので、うまく合わせるようにしています。
骨盤ほぐし
背骨、肩甲骨と来たら、いよいよ骨盤へのアプローチです。
体の中でも最も重要な関節が骨盤にある仙腸関節です。
この関節は車でいうところのショックアプソーバーになります。
動きが小さいですが、それだけにちょっとでも硬くなると他のところでカバーしないといけないので腰や股関節だけでなく、
離れている首や時には足首などにも負担がかかることがあります。
仙腸関節から手を離さないようにして、足の動きをつけながら お尻の筋肉も和らげていきます。
カエル足の体勢になってもらうと大臀筋や梨状筋が撓んだ状態になるので深い部分までほぐせますね。

坐骨は座った時に当たる骨なので坐骨です。
この坐骨を揺するように押し上げて骨盤全体を動かします。
この一連の動作は痛くもなく、気持ちいいくらいです、。
仙腸関節が柔らぐと足を上げるのも軽くなります。
足をマッサージするわけでもないのに、軽くなので患者さんは不思議な感じになるようです。
膝が痛い人が来られた場合は、一工夫して、坐骨を押しながらさらに、太ももの筋肉(大腿四頭筋)を外側にひねるように揺すっていきます。
これによって、大腿四頭筋の硬さが取れるので膝も曲げやすくなります。
うつ伏せの最後にアキレス腱とヒラメ筋のストレッチをします。
トントンと叩打法で振動を与えたりもします。
膝を曲げることでふくらはぎの奥の方の筋肉が伸ばされるのを意識しましょう。
こむら返り ふくらはぎストレッチ 足がつる
以上がうつ伏せの施術解説です。
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