九州福岡博多で勉強会
妙見法活法整体セミナー IN 福岡
11月のお休みに九州まで勉強会へ行ってきました。
講師は妙見法活法整体 TRKトータル臨床研究会 会長 肘井 永晃先生です。
活法整体とは、戦国の世に人を殺める武術に対して、ケガで動けなくなった兵士に活を入れ再び戦わせるようにする治療方法です。
妙見法活法整体は、千葉家伝承、平将門公より始まり千葉常胤公により確立され桓武月辰流の妙見法術の活法治療術である整体術で、現在は千葉県でご教授されています。
活を入れるというと何だか痛そうですが、今回勉強させていただいた内容は全く痛くないし、ほとんど力を使わなくて身体に変化させるものです。
※現在TRKトータル臨床研究会は開催されていません。
トランスに入れたり、脳へいい刺激を入れる
妙見法活法整体の考えのひとつに、動いている世界と動かない世界をつくるのがあります。
ひとは痛いと痛い所から動きはじめようとします。
このときに痛い場所を固定して動かない世界を作り、痛くない全身から動く世界を作ると、固定を外したとき痛みが消えています。
不思議ですが、実際に消えてしまい、効果も持続するというすごい治療法なのです。
当院でもこれまでも首の牽引であったり、足の調整法だったり整体を取り入れていましたが、今回さらに精度が増すようにしっかり学んできました。
肘井先生に術を受けると運気が上がると言われています
私が今回魅かれたのは、肘井先生は武術の最高師範でもあり、礼節を尊ばれるお人柄であることでした。
またセミナーは楽しくわかりやすく実戦形式で行われるので、学んでいて額に汗をかくようなことはありません。
中でも実際の患者様をモデルに、臨床治療を見られるのが妙見法活法整体の凄い所です。
今回も一人で立てない右股関節痛に悩む女性が、丁寧に検査問診をして全く痛くない触り方で大腿四頭筋・骨盤・仙骨を調整していくと、
動かなかった股関節に力が入るようになり、立てました。
会場は深い感動と拍手で、患者さんは嬉し泣きで、深々とお礼を述べられました。
人は感動すると、パワーを頂きます。
単なる技術でなく、心に響く接し方が人を変えて活かしていくのが活法整体です。
整体術のその奥にある、時は経っても朽ちない法則を学べたことに感謝します。