お金に変えれないもの~母校同志社大学体育会体操競技部の追い出しコンパにて~
続けるのが難しい課外活動
3月14日土曜日世間はバレンタインデーのお返しをするホワイトデーですが(^^;)、
我が家はあまり関係なく(^^;)とある会に参加していました。
その会は毎年この時期に行われる母校同志社大学体育会体操競技部の追いコンです。
今年は男子3人女子3人と合計6人と我が部にしては結構たくさんの部員が卒部となりました。
(卒業でなく卒部というのは、卒業しない留年の人がいる為)
1回生の時から6人だったわけでなく、もっと多かったのですが、いろんな事情で6人に減ってしまいました。
またつい最近も3回生2回生とそれぞれ去っていった部員がいました。
表向きは勉強が大変だから、ということですが実情は恐らく違うでしょう。
バイト・恋愛・留学などの誘惑や人間関係・ケガなどの挫折が少なからず影響して、
退部という選択をされたのでしょう。
それでもクラブ活動が一番残る
今しかできないことをやる!
それはそれで大事です。
ですが今しかできないことは、全て今しかできないことです。
今って、瞬間瞬間ですから。
どうせなら残ること、それも深く心に残ることをしてほしい。
自分にとってはそれが、器械体操部での課外活動でした。
もう卒業して20年。
未だに先輩後輩とは繋がっていて、それが人脈という無形の素晴らしい財産になっています。
お金になる財産ではなく、幸せになる財産です。
そりゃ、当時は葛藤がありました。
綺麗事だけで無く、どろどろした感情も湧いて、引きずってしまったり・・・。
当然ケガで塞ぎ込んだりしました。
私の場合、
一回生の夏休みにダイビング前宙で着地を失敗して左ひざを痛めてしまい、ワンシーズン棒に振ってしまいました。
2回生で肩を痛めて、吊り輪の倒立ができず、痛みが引いたころには、力のプレス倒立が衰えていました。
3回生で足首を捻挫して、床を思いっ切り蹴れなくてフラストレーションがたまった。
4回生になった時には、もう腰痛が限界で難しいことには挑戦しないで、綺麗にまとめることに懸命でした。
ケガばかりが私に寄り添ってくれて、素敵な恋愛はありませんでした(笑)。
それでも当時お世話になっていた整骨院の先生や、
OBOGの先輩に「続けることでしか得られないものがある」と励ましていただきました。
なにより直の先輩や同期に支えられました。
なので今の自分があります。
やりきったので今でも体操部は、かけがいの無い大切なものです。
今ある自分の原点
整体業界に入ったのは、実はケガばかりしていて毎日のようにマッサージしてもらったり、
電気を当てたりしてもらっていたのがとても有難くて、自分もそんな存在になりたいというのが一つの理由です。
あと、体操部の先輩に鍼灸師の人がいたのも大きく影響しています。
そのご縁がなければ今の自分はなかったと思います。
本当にご縁には感謝したいです。
そして、私自身は現役の大学生たちにトレーナーコーチのような役でいくらかお役に立てることさせていただいていますが、
何より20年前の自分が夢中になって体操に打ち込んでいた姿を、
いく度に現役の大学生を見て思い出させてもらうことに感謝する次第です。
私の後輩達が歩んでいく人生がとても楽しみです。
そして、その後輩を陰ながら見守っていける自分が楽しくて幸せです。
私の時も、今の大学生も、これからの卒業生にも、
4年間積み上げてきたものは、決してお金では買えない貴重な経験です。
卒部おめでとうございます。
皆の未来に乾杯です!
お知らせ
大学や高校の体操競技部・新体操部・トランポリン部の皆様へ。
トレーナーご希望の部関係者(現役・顧問・部長先生・OBOG含む)の方はお気軽に栗岡整体院までご相談ください。
母校の後輩同様に丁寧にトレーナー活動させていただきます。
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