階段を上る時降りる時に足首が痛い
足首の矯正は力を使いますが痛くはありません。
全体重がかかる足なので骨の僅かなズレが痛みを出します。
足関節が詰まると階段での曲げ伸ばしがきついので身体を使って脚一本を牽引します。
少し関節に余裕が出来たら足からユラユラと振動を送り揺すり全体になじませます。
もう一度軸を合わせて踵をもって足を牽引します。
リハビリでふくらはぎなどのストレッチもしましょう。
階段を使ったストレッチ
土踏まずは階段の角に当たらないようにして、つま先だけ立ちます。
上半身は映っていませんが、安全の為必ず手すりをもって行いましょう。
踵を下げて結果的に足先を反らすことでふくらはぎの効果的なストレッチになります。
スネの前の筋肉(前脛骨筋)の筋トレにもなっています。
ふくらはぎの筋肉を(下腿三頭筋)を伸ばし切った状態でつま先立ちしていきます。
最大幅の筋肉の収縮が起こるので、血流も良くなりむくみ解消にも効果的です。
足の整体を簡単に説明しましたが、足の骨や関節についてもいくつかお話しておきます。
足関節はたくさんあります
足の骨が50くらいあることは以前お話ししました。
詳しくはこちらで→
足(FOOT)の骨っていくつあるの?
骨は2つ以上で関節を形成するので骨の数だけ関節があります。
50もの骨で構成される足部はたくさん関節もあるということです。
その為にすこし関節がずれると他に影響を与えやすく、また体重がかかるところなので痛みも出やすいです。
足で一番触りにくい距骨の整体法
いわゆる足の指に当る中足骨や足の甲に当る楔状骨(内側中足外側と3つある)や舟状骨、
踵骨は文字通りかかとの骨。
内くるぶし(脛骨)と外くるぶし(腓骨)と踵骨に囲まれて触りにくい骨が距骨です。
足関節の滑車の役目をしているので、足首曲げ伸ばしで痛くなった時はこの骨のズレを修正すると楽になります。
仰向けで軽く足を牽引しますが、当然くるぶしは持ってはいけません。
距骨を含め下腿ごと引っ張ることになるので、
踵骨と舟状骨を包むように把持し患者様に膝を引き上げるようにしてもらいます。
これで関節にあそびができて、少し動かしやすくなりますので足を反ってもらい同時に距骨を押し込みます。
今度は膝を立てた状態で、足首を固定し膝を引き上げて関節の隙間を広げます。
同じように、足関節を背屈しながら距骨を押し込んみます。
これで足の曲げ伸ばしを確認して痛くなければ、歩いてもらい段差を昇り降りしても大丈夫になっています。
数日後関節のチェックをして異常がなければOKです。
小さい関節なので、ふとしたことでずれることもあり、
一度痛めたものは再発しやすいので通常定期的に通院されるのがよいです。
今回は主婦の患者様がご来院され、2回で痛みが感じなくなりました。
10日ほど痛くて整形外科へいったのですがレントゲン検査で骨に異常なく、
湿布と痛み止めでも治らないということでのご来院でした。
ですが、骨の配列に異常があったのです。
レントゲンを撮っても痛みは取れません。
触らなけば痛みの原因も分かりませんのでお早めにご来院ください。
足の症状があった患者様の声
施術による効果には個人差があります。
大阪府門真市寝屋川市のみならず、東京都奈良神戸市各方面から患者様が来院!