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妊婦と腰痛と次男出産時の想い出

 

妊婦と腰痛

 

妊婦の腰痛は、おなかが前に突き出して重心が前に移動し、腰に負担がかかるため起こります。

 

体重の増加、腰椎の圧迫、骨盤の広がり歪みなどが徐々に進行していくのである程度は身体が慣れていくのですが、

 

初産の時など初めての経験ばかりで不安などあったり、

 

二人目でも育児しながらの妊活も精神的にも体力的にも大変です。

 

ですので、周りがいたわるようにすることが妊婦さんにとってもとても勇気づけられ、気持ちも休まります。

 

体型的な変化以外に、妊娠中は各種のホルモンの代謝が活発になります。

 

その中に「リラキシン」とう黄体ホルモンがあり、これは妊娠中絶えず分泌され続けてます。

 

リラキシンはコラーゲン組織である靭帯を弛緩させる働きがあるので、

 

骨盤の関節である仙腸関節や恥骨結合の靭帯も緩ませようとするので、

 

腰やお尻あたりに痛みが出ることがあります。

 

リラキシンは心身第40週ごろから大量に出始めて、

 

産道を確保する縦に骨盤を緩めます。

 

私ごとではありますが

 

妻は一人目の長男の出産の際に切迫早産で安静を強いられました。

 

それほど腰痛もなく、無事出産できました。

 

次男はすでに産道ができているため長男の時以上に切迫早産でした。

 

妊娠6か月くらいには、もう入院するしかなくなり、

 

枚方市の関西医大病院では2か月半病院のベッドで寝たきりの生活でした。

 

24時間ウメテリンの点滴を投与しづつけるので、

 

妻の腕は注射針で膨れ上がり、刺すところがなくなるくらいになりました。

 

クリスマスもお正月もその年はずっと妻は一人で病床の夜をすごし、

 

私は仕事、長男は居残り保育とおばあちゃんに見てもらいつつ、

 

家族が分されて過ごすこととなり、皆それぞれに大変寂しい時期だったかもしれません。

 

そして、年が明けて、一週間過ぎた頃点滴をはずしてすぐに、次男が誕生しました。

 

もちろん立ち会いました。

 

産れて直ぐの次男は仮死状態ですぐにスタッフが人工呼吸処置をしてくれて、

 

無事元気な産声をあげてくれました。

 

一人目とは違う感動があり、やっとまた家族一緒に夜を過ごせるとうれし泣きしていました。

 

次男が生まれて2週間は嫁は経過良好でした。

 

ですが、2か月半も寝た切りでしたので、歩けないのです。

 

歩けないというより2本の足で立てません。

 

退院まで歩行器でなんとか過ごしていました。

 

当然腰にも負担がかかり、腰から下は筋肉痛と浮腫で苦しみました。

 

産後ゆえにあまり無理なマッサージなどできません。

 

そもそも筋肉が衰えているのですから、運動して筋力をつけるしかありません。

 

揉むというよりもこういう時は循環を良くしていくことを意識して擦るようにそして微振動で身体を楽にしていきます。

 

(ご希望の方はお知らせ下さい)

 

これにより筋力の回復も浮腫の軽減も早まっていきました。

 

いまでは何もだれも腰に痛いを訴える人はいませんが、

 

あの時思い出すと家族が増えた喜び、

 

そして、妻の体力回復を願い、周りへ感謝深めたのでした。

 

またこういう人の身体について良くしたりするのを考えるお仕事をしていてよかったなと思いました。

 

私自身そんな経験をしているのからか、わかりませんが、

 

産後の骨盤のゆがみで悩まれる方があまりに多く、

 

なんとか効果的に良くなってもらうことを考え、

 

ようやく産後の骨盤矯正のメニューを独自のものとして提供させていただくことができましたので、

 

苦難乗り越え心のこもった骨盤矯正を受けに来て下さい。

 

産後の骨盤矯正のページ

 




以下目次

A.腰痛克服ための正しい知識~腰の構造と腰痛の原因

 

①背骨のS字について

 

②脊椎の椎骨と椎間板について

 

③脊椎の中にある脊髄について

 

④腰痛といえば筋肉痛がまず思い浮ぶ~腰の筋肉~

 

⑤腹腔を構成する筋肉

 

⑥腰痛の原因となるもの意外なもの

 

⑦大腿や下腿・足部まで痛くなったりする腰痛について

 

B.腰痛にまつわる主な症状と病名

 

①腰痛になった人が治療に行く時の判断

 

②椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症

 

③急性腰痛と慢性腰痛

 

④腰痛のわかりやすい分け方~前屈みと反らす~

 

C.腰痛の検査法

 

①腰痛患者が治療に受けに行った時に、用意しておくとよい回答

 

②腰痛の目に見える検査について~画像診断X線・MRIなど~

 

③当院での腰痛の検査の基本

 

④動体療法の検査方法を取入れさせていただいています。

 

⑤その他腰痛の整形外科的徒手検査法

 

 

D.職業と腰痛

 

①デスクワークと腰痛と座り方

 

②主婦業と腰痛~中腰を避ける工夫~

 

③車の運転と腰痛~小刻みな動きが有効~

 

④妊婦と腰痛・産後と腰痛

 

⑤重労働・寒冷地作業と腰痛~身体の使い方・温め方~

 

⑥医療従事者(看護師ナース・クラーク・歯科衛生士)介護ヘルパーの腰痛~意外に腰痛が多い職場~

 

⑦体型と腰痛~太った人・背の高い人・痩せてる人~

 

⑧スポーツと腰痛~多いのは捻り痛と反らし痛~

 

E.腰痛の治療について~一般的なものから~

 

①手術~椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎すべり症~

 

当ホームページの引用文献・参考文献のページ

 

栗岡整体院には、大阪府門真市寝屋川市のみならず、大阪市・守口市・大東市・四條畷市・東大阪市・枚方市・交野市・八尾市・生駒市・摂津市・高槻市・茨木市・吹田市・豊中市・箕面市・堺市・羽曳野市・富田林市・河内長野市・岸和田市・京田辺市・八幡市・奈良市などの方面からたくさんの患者様が、腰痛整体を受けに来られています。ご覧の皆様も、是非当院で整体をご体験ください。

 

※「免責事項」こちら掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。

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