キネシオテーピングの張り方
テーピングの種類は主に2種類
テーピングの種類は用途として、固定するホワイトテープと、筋肉を補助する伸縮テープの2種類あります。
大昔になりますが、中学生の時に私は野球部員で
素振りの練習をしていると、それなりにマメができてきてめくれたりしました。
この痛いのはどうしたらいいのか？と先輩部員に尋ねたところ、
「このテーピングしろ」と教えた頂きました。
その時生まれて初めてしたテーピングが１９ｍｍのホワイトテープでした。
「へぇー。こんな便利なものがあるのかぁー」とくるくる巻きながら感心していたものです。
今は皮膚や体毛を痛めないようにアンダーラップという
薄い膜のようなものを巻くのがあるのですが、その時は直巻きでした。
固定というよりは、この時は被覆という役割でしたが、素手でバットを持つより痛さは軽減していました。
寝違えのテーピング例
怪我の回復には伸縮テープが主流
怪我をした場合、キネシオテーピングと言われる伸縮性テープが治療院ではよく使われるようになりました。
残念ながら整形外科や総合病院で、キネシオテープはもちろん固定テープをしてもらえるところは、ほとんどありません。
〈薬は誰が出しても同じ効果ですが、テーピングは貼る人によって効果が全く違います〉
膝関節膝蓋骨テーピングの例
なので、病院で良くならなかった人が、キネシオテーピングをしてもらうことを期待して来院される人もおられます。
当たり前ですが、テープは皮膚に貼り付けます。
ですので、筋肉を直接補助するものではありません。
皮膚を介して、動きを補助したり、血行を良くしたりするのです。
足の親指の捻挫テーピング例
筋肉の走行に沿うのが基本
伸縮テープは補助したい筋肉や痛くなる動き・関節を狙って張ります。
それを知った上で、野球のピッチャーなら肩関節の棘上筋・棘下筋や小円筋などのインナーマッスル、
ゴルフスイングで背中が痛いなら大菱形筋・小菱形筋、
陸上競技部の選手ならランニング走り・助走で足首が痛い場合は腓腹筋・足底筋・前脛骨筋、
足首のテーピング例
バスケットボール・バレーボールのジャンプからの着地時に膝関節をかばうのなら、大腿四頭筋・ハムストリングス・内転筋群、
そういった筋肉の走行について理解していないといけません。
そして、テープを貼る前は、その筋肉を痛くない状態まで伸ばして皮膚も伸びた状態にします。
皮膚がたるんでいてはいけません。
さらにテープも引っ張らずにのせるだけ、あるいは僅かに引っ張るだけではります。
その状態で筋肉を戻した時に、テープにシワができていると貼り付け成功です。
場合によってはテープにテンションを強めにかけて関節を詰めるように貼付することもありますが、
強くてもテンションは５０％くらいまでです。
スポーツ障害でお悩みの方は、ご相談ください。
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簡単テーピング講座【野球肘・ゴルフ肘編】
簡単野球肩テーピング講座
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膝のテーピング
キネシオテーピングの張り方
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